今回ご紹介する女性は昨年の9月から当院に通われ出した、津山市在住の22歳OLさんです。
もともと生理不順で婦人科でピルを処方してもらいながら、治療を続けられていたそうなのですが徐々に薬の効き目も悪くなり、ついにはホルモン剤に身体が反応しなくなってしまわれたそうです。
薬を飲むのも止めてしまわれたそうですが、さすがにこのままではヤバいということで、当院のHPを見られて車で2時間かけて来院されるようになりました。
脈の状態(脈診)やお腹を押さえて(腹診)体質を診ながら、鍼治療や薬石ベッド、足湯、ウツシと体質改善するための色々な施術を行っていきました。
治療開始からお腹の冷えも徐々に解消されていき、元氣になっていかれました。
先生、そろそろ生理来ますかね~??
今年になって彼女も焦りが出てきたのか、そんな会話も出始めた矢先の2月に入ってついに生理前っぽい症状を訴えられるようになりました。
先生、最近織物の量が増えてきて・・・・
体温が上がってて・・・
体重も増えてきてツラいんですよね~~
大丈夫でしょうか??
その後・・
今日からガクッと体温も下がったんです。 織物もなくなりました・・・ どうなっているのでしょうか??
そろそろ生理近いぞ! と思っていたら次の日
今朝、生理が来ました~~
と嬉しい報告を頂きました。
実に薬も効かない状態の無月経になって8か月目の待望の瞬間でした!
彼女のようなケースでは回復までにかなりの時間が必要です。
それは原始卵胞といって、卵子のスタートの状態から卵が成熟して排卵され、そして妊娠が成立しなかった場合に生理が来る。
このサイクルに要する期間を考えれば、どうしても長丁場の施術になります。
そこのところをしっかり理解して頂いて、辛抱強く通われた結果が今回の嬉しいメッセージとなりました。
このまま順調に排卵リズムが整うのをしっかりサポートしていきたいと思います。